2016-02-25 Thu 15:53
THE FREEDOM RIDERS / HAROLD JACKSON (EDSEL)61


今朝タブ・ファルコさんが黒人差別反対運動に初めて19歳で参加して投獄されたり頭からビールかけられたり酷いメにあった女性の記事をFBでシェアしてたのを読んだ。
その中に「フリーダム・ライダース」の表記があったので時が同じ61年にリリースされた同名の好きなレコードがあったんでソレが何なのか調べてみた。
以下、Democracy Now! からの引用です。
公民権運動の歴史には、秘められた宝物がいっぱい埋まっているようです。今からちょうど50年前、公共交通機関の人種差別を撤廃させた非暴力不服従運動「フリーダム・ライド(自由のための乗車運動)」もその一つです。
南部では人種隔離法によって、学校もレストランもトイレや乗合バスの座席も、はては救急車までもが白人用と非白人用に分けられていました。これに抗議するボイコットや座り込みが広がり、連邦最高裁判所は1960年末に、南部の人種隔離法は憲法違反であるとする判決を出しました。でも南部はこれに従わず、連邦政府も強制措置はとらず、差別の実態はなにも変わりませんでした。
その半年後、10人あまりの黒人と白人のグループが南部行きの長距離バスに一緒に乗り込み、人種による座席の区別を公然と破ってみせました。彼らは自分たちを「フリーダム・ライダーズ」と呼び、身の危険を賭して連邦政府の姿勢をただしたのです。白人至上主義者から暴行されたり、地元警察に逮捕されたりで、先発グループが途中放棄を余儀なくされると、次のグループが出発しました。暴力にひるむどころか、次々に志願者が現われ、全米から集まった400人以上のライダー達でミシシッピの刑務所が一杯になったと言います。こうした命がけの非暴力抵抗運動の結果、ついにバス停や駅から人種隔離の標識が撤廃されました。



カッコイイの一言では済ませられないレコードだったんだね。
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