2015-05-15 Fri 16:49
B.Bのご冥福をお祈りいたします。

ハウリン・ウルフとBBキングがクラブのレギュラー争いになった事が有る。
オーナーはどちらも素晴らしいけれど二つもバンドを雇えないので客の拍手の大きさで勝敗を決める事にした。
双方の演奏が終わりオーナーが客に問う。
ウルフが良かったと思う人!!
パチパチパチ!!!
BBだと思う人!!
パチパチパチ!!!
勝者はBBキング!!!!!!!
パチパチパチ!!!
するとBBはウルフに向かって、こう言った。
「ウルフ。私はアナタのLIVEを観て素晴らしくて涙がこぼれそうになった。この仕事は受けられません。失礼します。」
BBは、そのままクラブから出ていってしまった。
時は巡りウルフとBBが対バンする機会に恵まれた。
ウルフがBBの前座だ。
ウルフは自分の出番が終わると楽屋で持病の発作に見舞われた。
救急車に早く乗らないと命に危険が及ぶ。
するとウルフは「BBのステージが終わるまで救急車には乗らない」と乗車を拒否。
BBのステージが終わったの確認してから救急車に運び込まれた。
この事をハウリン・ウルフの伝記を読んでBBは初めて知った。
BBの感想は「嬉しいよ。ウルフ。」
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