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2010-12-11 Sat 10:19

ガールグループス~毛銃の館

壬生 薫

1963年、JFKが牙をむく銃によって暗殺された。時を同じく同じアメリカの片隅にそびえる館の中にもまた、根元に毛の生えた浅黒く硬く脈打つ熱い毛銃に撃たれ続けている女たちがいた。
その館で夜な夜な繰り広げられる狂騒のサウンドに地域住民達は強く魅せられ館の壁に耳をこすりつけながら朝露をふくんだ花弁のように湿り、そして震えた。あるいはバーべキーューの棒炭の様に赤く熱く硬くなった下半身を弄びながら、その壁の向こう側の音に聴き入っていた。
その官能的で甘美、胸と股間を震わせる音の厚み。
切なく狂おしく重なり合う美しくもグロテスクなハーモニー。
その館の主であり肉厚にイキリ起つ毛銃をヘソの下にぶらさげる男の名はフェラスペルマー。
住民達はいつしかこの現象をサウンド・オブ・ウォール(壁の音)のフェラス・エコーズと呼んだ。
その狂おしいサウンドの調べを求めフェラス館に毎夜、通ってはその音に聴き焦がれていた。
フェラ・スペルマー。
彼はあまりににも奇才なエロデューサーだった。
彼のR&B(レロレロ&勃起)をこよなく愛する女たちは彼にエロデュース求めて止まなかった。
最初に彼が館の重い扉を開けたのはクリトリスタルズ。5人の濡れた女たちだった。
扉の前で彼女たちはフェラの毛銃を哀願した。
フェラは目前に突き出された女たち合計5ツの薔薇のつぼみから溢れるほどの甘い蜜が流れるのをジッと見つめ「愛ワンダー。」と一言。
いきり起つ彼の銃を2本の指で押さえながら女たちを館に招き入れた。
彼女達は彼の膨らんだ股間えお愛おしげに甘く見つめながら「オーイェー。メイビービンビン。」と相槌をうちあい館に足を踏み入れた。
クリトリスタルズはフェラの忠実な性のしもべとなるべく、ありとあらゆる修行を積んだ。
激しい滝に1週間にわたり恥部を打たれ続け肉ツボを鍛える為の究極の訓練を行った。ある時は、何カ月も山にこもりケダモノとの性交をその身をもって学び尽くし最後には珍獣の骨をねこそぎ抜いて山を降りた。
もちろん修行には試練もともなった。滝の強い流れにのみ込まれ行方不明になった者もいたし、珍獣にのみ込まれた挙句ウンコにまみれ汚れキャラになって生還した者もいた。
しかしそれは、結果的にスカトロもOKという成長に繋がるものであった。
流された1人は永遠に戻る事は無かった。彼女の空白を埋めるべく4人になったクリトリスタルズは更に修行を積んでいったのであった。
フェラは毎夜のように彼女達をエロデュースした。
彼の炎のごとく燃える毛銃が次々と撃ち込まれる時クリトリスタルズは狂喜と官能に歪んだサウンドを響かせた。
フェラの銃口は自由自在にアップダウンし実際に発射した事は殆ど無かった。
現実に、女たちが館に出入りしていた5~6年のうち彼が単独に発射したのは36回ほどだった。
彼は「何度出すすか」ということよりも「如何に引き出すか」にこだわり続けたエロデューサーだったのだ。そして発射する時も彼はけっして妥協しない男だった。
彼は自分の中で思い描く通りの狂気と官能を完璧にこなした女の中にのみ発射した。
女たちが自分の思い通りのサウンドを体現できなければ彼は無情にも毛銃を引き抜き「ひいぃ!!ヒットミーー!!」と懇願する女を無視して容赦なく天井に向けてブッ放した事もあった。
しかしこのフェラのあまりにも身勝手で過酷なシゴキに耐え抜いたからこそクリトリスタルズは1番初めの彼の性の奴隷になり得たのだ。

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クリトリスタルズがフェラの館に招き入れられたその翌年のある日、もう一人の女が館に迷い込んだ。
土臭い顔に津軽リンゴのような赤茶けたほっぺた。だんご3兄弟のTシャツを最先端のファッションだと思い込んでいる田舎娘。 彼女の名はダラリン・ラブ。
全身ほわほわとしたムダ毛だらけでで1度も処理をしてない様子だった。
だがフェラはこのダラリンに優れたエロセンスが見逃さなかったのだろう。
どこから迷い込んだのかも解らない田舎娘を彼は館へと導き付きっきりエロデュースを始めた。
最初の夜、フェラがド肝を抜かれたののはダラリンが身につけていた下着だった。
それは明らかに4~5年は経過してゴムが伸びきったグンゼのもので、手縫いで「SEXY]と手縫い刺繍がほどこされていた。
フェラはクラクラしモミアゲの毛が30本抜けた。
平静さを保ちながら、その下着はどうしたのか尋ねるとダラリンは恥ずかしそうに鼻の穴を広げながら答えた。
「かっちゃんに縫ってくれってオレが頼んだだがし。後ろ前をカーッ!まちげえねいようにだっぺえ!!カーッ!!」
フェラは絶句しモミアゲの毛が更に80本抜けた。
その感性と訛りに圧倒されそうになったのだが、しかし彼は優れたエロデューサーだった。
優しくそのダサいパンツを脱がせ無表情でゴミ箱に捨てた。
少しづつ少しづつ彼はダラリンの中に眠る人並みはずれたメスの本能を目覚めさせてゆく。
彼女の耳元で微かな吐息をはきながら、そっと呟く。
「ダラリン、どうゆう風にされたいんだい?」
フェラのエロデュースが始まる。
「オレ。。。オレそったらごとはんずかすくて言えないだがし!!あぁぁ!!はんずかしだがし!!」(プヒッ!!)
「言いなさい!!ダラリン!!」(激怒!!)
フェラは見事な銃さばきでダラリンのバタくさい身体をよがらせる。
「さぁダラリン。君の欲望の全てを私にぶつけるんだ。そうしなければ君の可愛い毛むくじゃらの苺プディングをかき回してやることが出来ないんだぜ!!」
「あああああ!!ボボ!!ボボ!!カーッ!!!!ボボがいいだべーーーーっとお!!」(九州出身)
「よっし。」
フェラはダラリンを焦らし正気を失うまでBACK TO BOBOを繰り返した。
当初は酷いものだったが数か月後には訛りも消え、クリトリスタルズの代役をもこなせる程の喘ぎを自分のものとしフェラの特別な存在となっていった。
ダラリンも何度もフェラを求め彼の男弾を撃ち込まれる事を狂おしく望んだ。
「ダラリン。。私にどうして欲しいのだ?」
「あぁ。。。フェラ。貴方が咲かせた私の蓮の花を優しく包んで欲しいの。そして私という湖を貴方の熱いオールで、ゆっくりかき回して波をたててちょうだい。」
ダラリンのスゥイートでしなやかな身体はフェラの上をエロチックにうごめき毎夜のようにじっとりと湿ってヒクヒク震えながら官能の響きを館の壁の向こうまで響かせた。
近隣住人達はまさかその素晴らしいサウンド・オブ・ウオールを響かせているのが新入りの田舎娘だと気づくわけもなく、誰もがそれはクリトリスタルズのものだと信じていたが実際にはダラリンが1番リードいていたのだ。
ダラリンが大きな変貌をとげた頃、新たに扉は叩かれた。

PhilSpector.jpg

フェラが1ミリドアを開けて外を覗くと、そこに立っていたのはものすごく頭が悪そうなマヌケ面な男だった。
しかもフルチンで。
彼はフェラと目が合うと不必要なビックリ顔で言った。
「アヤ~?フェラ・スペルマサンデスカー?オラ、ボブBコックスナンデスワァ~!BハビッグノBデス。ビックコックナンデスワ~。」
最悪だ。フェラは思った。
「ソウダンナンデスガ オレノコック チットモ ウゴカナイヨ ナンデダロウナー。」
ボブは目をクリクリさせながら懸命に説明しようと努力してる様子だった。
「アナタ、ウラヤマシイ!!オレモ、セックスシタイ!!シタイ!!デモ ワタシノBコック!コレ!タタナイヨ!」
最悪だ。フェラは思った。
「チカラヲ オカシクダサーイ!!セックスシタイデース!!フェラサン プリーズ!!!!!」
フェラは彼に哀れみを感じたが女性しかエロデュースする気はなかったし第一自分自身にボブを救える力など無いと思い彼を優しくなだめて言った。
「ボブ。それは辛いだろうな。でも悪いがこれからテレビを見なきゃならない。君の相手をしている時間がないんだ。」
ボブはビックリ顔で答えた。
「マジデスカ~?」
「まじで。」
フェラはボブの鼻先でこれ以上ない渾身の力を込めてバタンと扉を閉じた。
「スペルマサン プリーズ!!スペルマサン プリーズ!!!」
ボブはとっさに叫んだが扉にはガチャンと鍵が落とされた。
「マジデスカ!!??」
ボブの哀れな魂の叫びは、その後もずっと扉の向こうでこだました。
「スペルマサン プリーズ!! スペルマサン マジデスカ!!」
その叫びは何時間も続きフェラスエコーズのサウンドオブウォールを妨害する程の勢いだった。
これには流石のフェラも観念せざるを得なかった。
ボブの叫びも枯れ枯れになってきた夜明け、フェラはゆっくりと扉を開け仕方なくボブを館に招き入れた。
ダラリンはいれたての熱いコーヒーをボブに差し出す。
「あなた何でフルチンなのよ?」
フェラはボブをソファに座るよう促し優しくボブに問いかける。
「ボブ。君はいつからそうゆう体質になった?まさか生まれつきじゃないだろう?」
ボブは部屋の豪華な調度品の数々をキョロキョロとチェックしながら言った。
「オレハ アダルトデーブイデーヲスゲーミルノガ シュミデス マイニチ20ジュウジカン ミマシタ ソシタラヨー キュウニ Bコック ウゴカナクナッチマッタンダヨ。」
泣き崩れるボブにフェラはタバコに火をつけながら言った。
「ボブ。それは疲労じゃないか。」
「マジデスカ~!?」
フェラはどっと疲れた様子でボブの面倒をみる様クリトシスタルズとダラリンにつげ、さっさと自室に戻ってしまった。
クリトリスタルズ達は優しくボブを囲み、艶めかしくボブの耳元で囁いた。
「大丈夫よボビー。あたし達と楽しくやりましょう。ね、ボビーこれを見て。」
女たちはボブの目の前に座ると、そっと足をひろげて見せた。
甘い香りでいっぱいの焼きたてのスフレの様に熱く柔らかな女たちからトロトロのハチミツが一滴二滴としたたり落ちていた。
ボブはそれを血走った眼で凝視し叫んだ。
「マジデスカ!!ワーオゥ!!ジュピジュピダーー!!」(ZIP-I-ZIP-I-DAH!!)
ボブは狂った様に女たちの湖にダイブし、甘過ぎてむせ返る様なクリトリスタルズとダラリンのハチミツを貪った。
が、彼の股間にチョコンとノリでくっつけたような哀しきフニャチンはうなだれたままピクともしなかった。
けっして空を見上げる事は無かったのだった。
「マジデスカ~~~~。」
そしてフェラスペルマーはこの事件の後、ある大きな出来事を体験する事になる。

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ある日彼がニューヨーク57丁目にある行きつけのアダルトショップで玩具を物色していた時の事だった。
彼が熊っ子という電動コケシを手に取った時、丁度向かい側のガラスケースを熱心に覗いている娘と一瞬目が合った。
フェラは全身が感電した様な大きなショックを受けたのだ。
彼女も潤んだつぶらな瞳で彼を見つめた。フェラは彼女の後ろにササササーーッとまわり静かに優しく生まれたての卵を抱くように力をぬいて柔らかく愛しく見本品の熊っ子を使い丁寧に彼女の内股のまわりにソレを這いまわらせた。
彼女はフェラの腕の中でヒヨコのように小さく震えた。
「ちょっとだけ声を出してみて。」
フェラは耳元で彼女に囁いた。
「ありきたりの声しか出せないけれど。。。」
彼女はそう言いフェラの腕の中で鳴き声をあげた。「ドンマッパドンマッパドンマッパドウドウ。。。」(*注*恋は曲者)
「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!」フェラはこの時にカミナリに撃たれたのだ。
「この声を探していた!!」
フェラはそう叫ぶと彼女を抱きかかえ見本品の熊っ子を返却するのも忘れて急いで館に連れ帰ったのだ。
その娘の名はペロニカ。彼女こそがフェラの運命の女だったのだ。彼女はコックピックスの売れないオナニーチーム「オナッツ」に在籍していた。ペロニカ自身も自分をさらってくれる誰かを待っていたのだ。
ペロニカを連れて帰った夜、フェラは「この穴を探していた!!」と言ってはペロニカを愛し続けた。
その執拗さと固執は今まで沈着冷静な天才エロデューサーとしての彼とは思えない狂気に満ちたものに見えた。
ペロニカをエロデュースする時は今までの様に複数を相手に決してしなかった。
館の住人達のクリトリスタルズ、ダラリンラブ、ボビーBコックスとフルチンズ、マンチョスブラザーズ(召使いの使用人。実の兄弟ではない穴兄弟。)が和気あいあいと身体中の穴から体液をブシュー!!と噴射し快楽に溺れている時もペロニカはたった一人で狭く一筋の光も差し込まない真っ暗な部屋に閉じ込められていた。外部との接触を封じられていたのだ。
ペロニカは思った「私を独り占めしたんだわ。」
ペロニカは館の仲間から引き離され監禁プレイばかりでフェラ以外とは口をきく相手が居ない孤独な日々を過ごした。
一人隔離された個室の格子窓から大広間で快楽に溺れる皆の姿が見える。
ペロニカは虚ろな瞳で自分を慰めるために歌った。
「♪ドゥダ ロン ロン ドゥダ ロン ベロン チンポン ベロンロン ベロン チンポン ベロンロン ズルムケチンポン ベロンロ~~~ン ♪」
その歌声は館の外まで悲しく響き渡り人々は胸を打たれた。
それでもペロニカはフェラスペルマー夫人となり監禁愛を10年ちかくもの期間受け止めた。
フェラは暗闇の中「ひでぶ!!私のベイビィー。DO I LOVE YOU!!!!ひでぶ!!」とペロニカを抱いた。小柄ながら身体の芯に響き心の奥深くに到達するパンチのある美しい声色に聴き惚れながら彼女に毛銃を発射した。
ペロニカはフェラスペルマー夫人であった間、館を出ることが出来ず、その時の後遺症でヘビースモーカーとアルコール中毒になり意味不明のパーマをあて動物柄のセーターに下は黒のスキーパンツでスナック「ロニー」の雇われママとなり毎夜、しゃがれた声でカラオケを歌う運命となる。
チーン。
フェラのエロデュースも強引な手法に批判の声もあったが彼は耳を貸さなかった。館の狂宴を録音した「クリトリス・ギフト・フォーユー」が空前の大ヒットを記録し近隣住人だけではなくフェラスエコーのサウンドオブウォールは世界的に広まり大エロデューサーとしての地位は不動のものとなり順調のうちに時は過ぎていったのだ。
永遠に続くと思われた栄華も、ある嵐の夜に崩れ去る事になる。
館の扉を叩く音とともに。。。。

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強風と豪雨の音にまじりコンコンと扉を叩く音が暗い館の廊下に響いた。
キャンドルスタンドを片手にフェラが扉を開けるとカミナリの閃光でフェラが見たのはずぶ濡れの世界一可愛いメスゴリラの様なチャーミングな女性がアザだらけで目から血を流す哀れな顔だった。
「こんな夜分に失礼を承知で訪問させて頂きました。」その女性は涙をこらえ気丈に振る舞い言葉を選びながら続けた。
「私はアーイク&オナッターナーのオナといいます。実は夫と喧嘩してぶしつけで申し訳ないのですが何日かここへ入れてもらえないでしょうか。何の持ち合わせも今はあいませんが。。。」
オナの様子からただ事ではない空気を悟ったフェラは「オナッターナーさんですね。貴女の事はよく存じております。 お招きできた事を光栄におもいます。どうぞお入り下さい。」
オナは有名なエロリストだった。彼女の野性的で剥き出しの喘ぎは凄まじく、その評判はフェラの耳にも届いていた。 ただオナは夫アーイクの忠実な奴隷であり、そのアーイクの変態的な性癖はあまりフェラの感心するところではなかった。
アーイクはあまりにも異質極まるスーパーヴァイオレンス・ウルトラ・サドだったからだ。
フェラは優しくオナを広間のソファーへと導いた。
「あの。。。私は。。。」
「いいのです。落ち着いて。」そうフェラが言おうとした瞬間、世にも恐ろしい雄叫びが響いた。
「ここに居て下さい。」と言葉を言い換えて館の展望台に上った。
夜の闇に眼が慣れ浮かび上がってきたものはこの世のものとは思えない恐ろしい光景だった。
痩せこけた犬ゾリに乗り針金の先に死にかけた猫を首吊りムチにして振り回し両目を充血させ走って来る男。
彼こそがオナの夫アーイクだった。
「フハハハハハハハハハ!!オナめ!!お前を殺してやる!!」
アーイクは狂ったように猫ムチで犬達を叩き血走った目の上の額には軽く10本は血管が浮だっていた。
カミナリと火花を背に猛スピードで館に向かっている。
フェラは急いで下に降りてオナに言った。
「隠れるんだ。オナ。」言い終わる前に銃声が館に響き渡り扉は呆気なく打ち砕かれスーパーヴァイオレンス・ウルトラ・サドのアーイクに館に侵入を許してしまったのだ。
アーイクは不敵な笑みを浮かべオナの前に立ちはだかった。
「アーイク。。。ごめんなさい。。。私。。。」
次の言葉が出てこないオナにアーイクは舌で唇をなぞる様なキスをして
「おっと!忘れていたぜ。」と玄関に戻ると乗ってきた犬ゾリの12匹の犬をいきなり全て撃ち殺した。
「帰りはオナ!お前がソリを引くんだ!ギャハハハハハハハハ!!!」
アイークの高笑いとオナの泣き声が館に響き渡る。
「あんたがフェラスペルマか。」
アーイクの視線がフェラに向けられる。フェラは眉一つ動かさず 毅然としている。
「アンタのエロデュースのすごさは俺も知ってるぜ。俺の家内にぶちこむなら俺に許可をとってもらおうか。」
フェラは真正面でアーイクを見すえて言った。
「彼女に用があるんだ。君じゃなくてね。」
アーイクの血管がプチという小さい音をたてて切れた。
「フン!!!勝手にしやがれ!!!ファックユー!!!腹がすいちまったぜ。俺は弁当でも食うぜ。」
アイクはそう言い捨てソリの中からトランクを持ち出しテーブルの上で開けた。
それは悪夢の中でみる悪夢の様だった。
トランクの中には雑誌の「楽しい犬との生活」が1冊。そしてカナズチ、ノコギリ、カンナ、キリ、干からびたインコ3羽とよく解らない黄色い臓器そして血まみれのチワワの死骸。
アーイクはチワワをゾンザイに片手でトランクから出すと「おっし。いただきまーチュ!!」と叫んで耳の後ろにかぶりつきチューチューと脳を吸い出し喉をならした。
フェラは顔を覆いオナを見ると数珠を取り出し「南妙法蓮華忌経。。。南妙法蓮華経。。。」と一心不乱に唱え続けている。
フェラが俯いて思い悩んでいるとクリトリスタルズとダラリンがフェラの肩を叩いた。
「フェラ。私達に任せて。信じてね。」
フェラは女達を見上げると自信と誇りに満ちた表情をしていた。今までの修行はムダではなかったのだ。
フェラがうなずくと彼女達は静かにアーイクに歩み寄り四方を囲み彼を愛撫した。
「何しやがんだ!!首切ったろか!!目くりぬいたろか!!コーッ!!」
血走るアーイクの目頭も額も彼女達の天女の羽衣のようなタッチで滑らかになだめてゆく。
「う。。。!テメーら!俺はSなんだぞ!!!いや。。。しかし。。。うーん。。。」
悪態をつきながらもアーイクは官能の世界に身を任せ彼の銃口は大きく反り上がり自分の腹にめり込むほど熱くなっていった。
ボビーB、マンチョスブラザーズも加勢する。どこからかペロニカの「♪ベロンチンポン ベロンロン♪」の歌も聴こえてくる。
「あ。あ。あー。」
そのフェラ館の者達の見事な愛撫と舌使い。喘ぎがこだまし反響し重なり合い重厚なフェラスエコーのティーンエイジ・チンポニーが生み出すサウンドオブウォールの世界。
「あ。。。イク。ア、イク。。。アーーイク!!!」
音響が最高潮に達した時、アーイクはサデステックを越えた河よりも深く山よりも高い絶頂を生まれて初めて味わい昇天した。「ひゃっほう!!」
バキューン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アーイクの反りかえった自分自身の銃口は自らの額を打ちぬいた。正に昇天したのだった。
静寂が館に訪れる。
横たわったアーイクの死体を見つめオナは静かに唱えた。
「南妙法蓮華経。。。南妙法蓮華経。。。」
毛銃の館の物語はこれで終わりだ。
この後、世界はイギリスの若者グループの自慰自演が流行となりフェラの様なエロデューサーの元を訪れる女達は消えていった。
しかし彼女達が喘いだ強烈なハーモニーは聴いた者の股間にいつまでも色あせる事なく残るだろう。
人々に欲望がある限り人々に愛という感情がある限り。
欲望と愛情は表裏一体の一枚の紙なのだ。
サウンドオブウォールの輝きは世界が終るまで輝き続けるだろう。

FIN

PHIL5.jpg
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